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漢方万華鏡

再開しました。道語を採集し記録する場所になっています。

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小児の脱水

暑い日が続きますね。福岡は夕立のお蔭でいくらか、涼しい夜を過ごせる日が出てきましたが、まだまだ、油断大敵です。

今日は、小児の脱水について少し触れます。子供は成人に比べ、水分の必要量が多いため、脱水を起こしやすいと言われています。こんな兆候があったら、脱水の疑いがあります。

①大泉門の陥没 (頭のてっぺんの凹み)
②皮膚の乾燥・ハリがなくなる
③口内、舌の渇き。脇の下に汗をかかない。

体液中の水分が欠如していますので、この場合は水分を補わないといけません。

また低張性の脱水も夏には注意です。この場合は、電解質の欠乏が問題であり、水は相対的には余っています。なので、知らずに水を与えると、悪化させかねません。水よりもナトリウム濃いめの味噌汁などを与えて下さい。(というか、病院にいくと思いますが。)

こちらでは
①口の渇きはあまりありません。
②気が上逆するので、立ちくらみがしたり、みぞおちが気持ち悪くなったりします。
③食あたりなど、下痢や嘔吐によって、または塩分の摂取不足などによって起こります。

漢方医学的には、水毒の症状のひとつです。からだは渇いているというのに、胃内停水はある。水が足りないというより、体液のアンバランスが問題になっているタイプです。また、肉類の多食やあぶらの濃い物・冷たい物を取り過ぎると体内に生じる「食毒」も問題になります。これらの毒が体内になければ、食あたりによる吐き下しもそうそう起こりません。

養生法としては、
味噌汁を一日三回、取る事。最低でも一回は取りましょう。梅干しや漬物から塩分を取るのも良いです。ただし、白米だと昔でいう脚気のリスクが高まります。心臓・筋肉・神経の動きが悪くなります。玄米や雑穀米をブレンドしたり、炊き込みご飯にするとよいようです。伝統的な日本食には、その風土を生き抜いてきた祖先たちの知恵が残されています。

そのほか、夏野菜と塩分を合わせて頂き、食べ物の腐敗を防ぐ酢のものを頂くのも良いでしょう。スポーツドリンクは塩分よりも糖分の方が多いという問題もありますし、コンビニで気軽に手に入るとは言っても、お腹を冷やすので、常飲するのは勧められません。

最新の冷房設備を買い揃えるよりも、暑さを乗り切る養生法を取り入れている方が、先進的でCOOLな感じがいたします。

--------------2013.06.19 以下追記

今のうちから小出しに、汗をかいておくのも良いでしょう。

この辺のことは、お灸女子入門WSでも、触れられたらと思っています。

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