FC2ブログ

漢方万華鏡

再開しました。道語を採集し記録する場所になっています。

Posted by seikado

Posted by seikado

書物は死物である③

岡田虎二郎
「書いたものは真の知識ではない。書物はいわば翻訳物に過ぎない。原書は自然界である。」

書物は古人の糟粕である。万巻の書を記憶したとて人間は出来ない。」

「ここにも自分の考えが書いてあると思うた時、その語を覚えなくとも、確実に頭に入ってしまう。書は自己を読むのである。」強調文

知識をつけるために書物を読むという手段がある。
自己を読むために書物を読むという手段がある。

前者が積み上げていく読み方とすれば、後者は積み上げたものを突き崩していく読み方ということになる。
突き崩してゆく読み方は人間を自由にする。こういう読み方をしたときは、あまり雄弁的な感想を持つことができない。形に残るような関わり方ではなく、むしろ未だ形にならざる前の自己を志向する読み方となるからである。

関連記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。